韓国発のファッションプラットフォーム「MUSINSA(ムシンサ)」は、人工知能(AI)を活用したコマースサービスの高度化に向け、全社的な「AIリテラシー」強化施策を本格的に推進しています。安定したプラットフォーム運営に必要な基盤構築にとどまらず、コンテンツ制作やパーソナライズドレコメンドなど多様な領域でAI活用を拡大するとともに、技術部門を中心とした人材採用を強化し、継続的な投資を進めています。
MUSINSAは今年下半期以降、AI技術を業務プロセスおよびサービス開発全般に積極的に導入し、組織全体のAI活用力向上を図ってきました。急速に進化するEC市場において技術競争力を確保し、MUSINSA、29CM、SOLDOUTを含む「Team MUSINSA」が運営する各サービスの品質向上を目指しています。
開発、プロダクト企画、デザインなど幅広い職種において、日常業務へAIを組み込むことで業務効率の向上を図っています。特に技術部門のエンジニアは、コード生成や分析を目的に「Claude」「Cursor」「Junie」などのAIツールを活用しています。
また、プラットフォーム企画やデザイン、運営領域においてもAI活用を拡大。膨大なファッションデータを基にしたトレンド分析や、分析結果を反映したマーケティングコンテンツの制作に、AIによる画像・動画生成ツールを導入しています。さらに、日本や中国をはじめとする海外市場展開に向け、商品レビューの自動翻訳や多言語対応など、グローバルプラットフォーム機能の強化にもAIを活用しています。
8月には、社内AIハッカソン「MUSNSAI」を開催し、開発者がAIを活用した課題解決に取り組みました。AIを通じた新たな開発文化やチームワークの可能性を探る機会となりました。さらに11月13日には、OpenAI主催の「DevDay Exchange Seoul」に参加し、ChatGPT上で商品レコメンドやレビュー要約を提供するアプリや、MUSINSAエージェントを活用した商品推薦体験などのデモを公開しました。
AI活用を中核とした技術力強化に向け、MUSINSAは人材採用も積極的に進めています。自社採用プラットフォーム「MUSINSA Careers」を通じて、バックエンド、フロントエンド、機械学習(ML)、SRE、データ分野のエンジニアを常時募集しています。また、プロダクト部門においても、プロダクトマネージャー(PM)やテクニカルプロダクトマネージャー(TPM)など、ジュニアからシニアクラスまで幅広く採用を行っています。
MUSINSA技術部門のチョン・ジュンヒー副社長は次のようにコメントしています。
「AIリテラシーの強化は、もはや選択肢ではなく必須条件です。全社的にAIを本格導入することで、業務効率を大幅に向上させていきます。この技術革新はMUSINSAの新たな成長エンジンとなり、継続的な投資を通じて、韓国のみならずグローバル市場においても、より高度なショッピング体験を提供していきます。」